おもちゃばこ

作ったものを雑多に記録しておくブログ

【Blender3.2】デスクトップパソコン作ってみた

おはこんにちばんは、このはです。

 

今までノートpcで頑張っていたワタクシですが、この度、デスクトップPCを購入いたしました!せっかくなので今回は、新しく買ったデスクトップPCを作ってみました。(他に作るものが思いつかなかったともいう)

desktop PC

文字やマークなど細かいところは作ってないですが、ほぼほぼ上の画像のまんまです。目の前にモデルがあるので、とても作りやすかったです。(小並感)

まあ実際はたくさんのコードが散乱しておりますけれども…。そんな見たくない現実はさておき、この記事では、買ったものを見せるついでにBlenderの作品も紹介できちゃいます。一石二鳥ですね!

とは言え、ほとんど立方体を変形してくっつけただけですので、要所要所をざっくり解説する形になります。ごぺんなさい。

 

制作過程

・キーボード

薄っぺらい直方体の上に、立方体を変形して作ったキーを配置。後で調整するので、サイズや位置はざっくりでおk。

モディファイアープロパティから配列を追加。

数は、テンキー等も含めて一番多い列の数の「22」に設定。係数Xを「1.05」に設定。

最後に、下矢印のマークから、この配列モディファイアーを適用。

 

再びモディファイアープロパティから配列を追加し、数を「6」に設定。

今度は縦に配置したいので、、係数Xの値を「0」にし、Yの値を「1.05」に設定。

最後に、この配列モディファイアーを適用。

 

あとは、編集モードで個別にキーを選択し、位置や形を変えてキーは完成。

キーに合わせて、土台の形やサイズも変更して調整。

 

例えばスペースキーを作る場合、一番下の列、真ん中あたりのキーをいくつか削除。

キーの片方の側面を選択し、【G】+【X】で横に伸ばして、横長のキーに変形。

 

最後に、キーが設置されている凹んだ部分を表現します。

立方体をキーを多いサイズ、形に変形し、土台に少し食い込むように配置。

 

土台を選択し、モディファイアープロパティからブーリアンを選択。

オブジェクトに上で追加した立方体を選択すると、キーが設置されてるところの凹みを表現できる。

 

あとはベベルやらスムーズシェードやらで角を丸くして、キーボードは完成です。

文字はめんどいので入れてません。

 

・モニター

①薄っぺらくした立方体に、これまた薄っぺらく、小さくした立方体を乗せる。

 載せた立方体に、【Ctrl】+【R】で編を挿入し、少し後ろに移動。

 

②後ろ側の小さい方の面を選択し、【E】で2回、上に伸ばす。上と下の長さが2:1か3:1くらいになるといいかも。

 

③上の面を【E】で手前に押し出す。

 また、直角の部分に【Ctrl】+【B】でカーブをかける。

 

④立方体をモニターのサイズに変形。

 後ろの面を【S】で小さく。

 その面に【I】で小さい面を差し込み、【E】で押し出す。

 

⑤表面に【I】で大きな面を差し込み、差し込んだ面を【E】で奥に押し込む。

 (面がきれいに差し込まれないときは、オブジェクトモードで【Ctrl】+【A】からスケールを選択し、スケールを1:1:1にするといい)

 

あとは角を丸めたりなんだりして、モニターをネックにくっ付けるように配置して、モデリングは完成。

 

・画面のマテリアル

Shadingを開き、編集モードで画面部分の面を選択し、マテリアルスロットを新しく増やして、新規マテリアルを割り当て。

【Shift】+【A】のテクスチャから画像テクスチャを追加し、プリンシプルBSDFのカラーと画像テクスチャのカラーをつなぐ。

画像テクスチャの「画像を開く」から好きな画像を選択。

 

画面に画像がきれいに当てはまるように、UV Editingの左側のスペースにある四角形をいじって、画像の位置やサイズ、向きを調整。

 

これでモニターは完成です。

 

・本体

①立方体をモニターと同じか少し大きいくらいの直方体に変形。

全ての辺を選択し、【Ctrl】+【B】で角を丸く。

上下と正面の面とそれらの間のカーブ部分の面を選択し、【Shift】+【D】で複製し【P】で分離。

 

②オブジェクトモードで分離したオブジェクトだけを選択し、編集モードで上下の面を短くする。

 モディファイアープロパティからソリッド化を追加。幅「0.07」、オフセット「0.5」くらい。

 最後にこのモディファイアーを適用。

 

③縁の銀色の部分を作ります。

 編集モードに切り替え、【Ctrl】+【R】で縦に2本辺を挿入し、【S】+【X】で端に寄せる。

 また同じように、上面に横向きで編を一本挿入し、端に寄せる。

 上記をもう一度繰り返し、画像のように細い隙間を作る。

 その細い隙間の端以外の面を選択し、【Alt】+【E】で「法線に沿って面を押し出し」を選択し、溝を作る。

 

④同じようなやり方で、電源ボタンやら何やらがある部分を作ります。

大きさや位置、形はご自由に。

 

⑤イヤホンやUSBを指す穴は、円柱と立方体をそれっぽい形にして配置。【Ctrl】+【J】で一つのオブジェクトにまとめておくと楽。

 また、レンダリング時に写らないように、画面右上のカメラマークをクリックして×マークにしておく。

 穴をあけたいオブジェクトを選択し、モディファイアープロパティからブーリアンを追加。オブジェクトに円柱や立方体のオブジェクトを選択。

 すると穴が開きます。

 このモディファイアーは最後にこのモディファイアーを適用させておくといいかも。

 

⑥USBポートの穴の中には、小さい直方体を配置しておいて、後で青いマテリアルを当てれば十分USBポートに見える…はず…。

 

電源ボタンとか光学ドライブなんかも同じ感じで穴開けて、立方体を当てはめておけばそれっぽくなります。(適当)

 

⑤正面の網目になっている部分を作ります。(画像をよく見てみると網目になってるのがわかるかも)

 網目にしたい部分の面は邪魔なので削除。

 平面を追加し、起き上がらせて本体の前に持ってきて、正方形のままサイズをある程度PCに合わせる。

 【Ctrl】+【R】で縦横に辺を挿入。画面左下のループカットとスライドの分割数を「50」くらいに。楯も横も同じ数で。

 

⑥【A】ですべての辺を選択。画面上の「辺」から「分割の復元」を選択。

 反復の値を「1」に。すると、斜めの網目ができます。

 

⑦モディファイアープロパティからサブディビジョンサーフェスを追加。

 画面上の「面」から「ワイヤーフレーム」を選択。

 幅の値をいじって網の太さを調整。今回は「0.025」。

 

⑧いらない部分は削除して本体と重ねる。

 

あとはおおもとの立方体に、③の方法で細い溝を入れたり何かくっつけて凹凸付けたりして、のっぺり感をなくして完成。

 

マテリアルは、同じ黒でも場所によって若干明るさや粗さなどを変えていますが、この辺はお好みで。

 

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ということで、めちゃめちゃざっくりした解説になりましたが、今回は作ったものを紹介というよりPC買ったよ!って言いたかっただけなので許してください。

 

PCを新しくしたことによって何が一番すばらしいかって、レンダリングがめちゃめちゃ速くなったことです。当初は低スぺPC勢に優しいBlenderブログを目指していたんだけどなあ。(大嘘)

おかげでもう別角度から撮りたいなと思ったら、解像度を下げずにパッとレンダリングできる…!感無量。

正面からだとわかりづらかったのですが、キーボードを若干傾けて置いているのがポイント。使っている感というか、生活感というか、こういうこだわり結構好き。(知らんがな)

 

前まで使っていたノートPCも供養のためにそのうち作ってあげようかな…とか思っていたりいなかったり。

では、閲覧ありがとうございました。

 

 

 

・おすすめデスクライト

まあよくあるLEDデスクライトなんですが、とても使いやすいので紹介します。

まず台座が小さい。どこにでも置けて、向きも自在に変えられて、使い勝手の良さが半端じゃない。スイッチがライトの先にあるので、何かの後ろにおいて台座に手が届かなくても問題ない。さらにスイッチはタッチ式で、軽く触るだけでいいので楽。

明るさは3段階ですがちょうどよく、非常に使いやすいのでおすすめです。